開催趣旨

 「R&Dテーマ創出のためにはまずアイデア出し。そのためにはPEST分析、自社技術の棚卸し、成長市場に機会を見出して、、、」という一般的アプローチにお疲れではありませんか?

 テーマ創出の方法には様々なものがありますが、会社で受け入れられる要件はシンプル。それは①自社技術を活かしていること(自社でやる意義)、②これからの成長市場に参入するものであること、③競争優位性があることです。従来の方法法では3つの要件を満たすテーマに辿り着くまで経験のある人が多大な労力と時間をかけて行うものでした。そのため、できる人は限られ、時間もかかるプロセスでした。

 本セミナーは、これら3つの要件を満たすアイデアを、経験の浅い若手技術者の方でも、たった1日で考案可能にする実践的ノウハウを解説するものです。理解を促進するため、事例として、「不織布」という自社技術を保有する材料メーカーが「6G通信市場のサプライチェーン」に新規参入するケースを取り上げます(架空事例)。自社技術を再編集して新市場に適応する実務レベルの調査ノウハウに加え、経験の浅い技術者目線での考え方、技術者を導くマネージャーのフィードバックのあり方など、具体と抽象、現場とマネジメントを行き来した実践型のセミナーです。

従来法を利用した方からは「膨大な時間をかけたのに結局従来と変わらない技術戦略もどきしか出てこなかった」というお声が寄せられています。そうならないよう、本セミナーで最少時間で最大効果を上げてください。

本セミナーは、オンデマンドセミナーです(録画配信)。

セミナー参加者の声

食品メーカーの方
食品メーカーの方

「新規事業の開発を任されていて、そのヒントのために参加しました。技術の棚卸しについて細かい設定に悩んでいたが、そんなことが重要ではないことに気付かされました。テーマ創出に棚卸しが不要という講師の言葉が刺さりました。内容に関しては、手順が明確で非常によく理解できた。新規事業立案のために今回のセミナーの内容を活用させて頂きます。」

化学メーカーの方
化学メーカーの方

「不織布の事例をご紹介いただき、生成AIを用いた用途探索からユーザー評価系の創出まで短期間で実施できることがわかりました。生成AIを活用したテーマ創出の具体的なフローが参考になりました。これまで自身の専門外の分野には生成AIを活用しておりましたが、専門分野では新たな発見につながらず活用できておりませんでした。」

機械メーカー技術戦略部
機械メーカー技術戦略部

「ブラウン管の例が刺さりました。テーマ創出の取り組み自体がブラウン管のように無駄になるかもしれないということを事前に理解できたことが有益でした。生成AIを使って技術分析、顧客分析、競合分析を行う方法は確かに速い。この手段については、若手技術者にはうってつけの方法なので、自社でもやってみたい。」

電機メーカーの方
電機メーカーの方

「技術戦略、コア技術の抽出に日々追われていて参加しました。将来に結び付けるためには、結局棚卸しは必要であり、従来の手法でしかできないと考えていました。セミナーでは棚卸しが不要という挑戦的なキーワードを提示していただきましたが、それに代わる方法が提示されていました。見るからにカンタンで自社でも実践できそうなので参加して良かったです。」

セミナー内容

1.コア技術の棚卸し手法の死
・コア技術理論は死んだ?棚卸しは無駄になった?
・「ニーズとシーズのマッチング」の意味合い
・技術の棚卸しの本当の意味とは?
・テーマとコア技術の関係は整理できているか?
・納得できるコア技術の設定法
・小括
2.技術戦略とはなにか?なぜ必要なのか?
・技術プラットフォームとは?コア技術とは?その定義
・技術マーケティングとは?潜在ニーズ・潜在課題とは?
・技術戦略とは?
・技術戦略とはなにか?R&Dパイプラインの観点から
・テーマの方向性はどのようなものか?
・小括
3.技術の棚卸しの著名事例とその効果
・富士フィルムの事例の射程、方法、学び
・3Mの事例の射程、方法、学び
・日産化学の事例の射程、方法、学び
・東京応化の事例の射程、方法、学び
・ヤマハ発動機の事例の射程、方法、学び
・東京エレクトロンの事例の射程、方法、学び
・中外製薬の事例の射程、方法、学び
・やってはいけない、失敗事例の紹介
・各社の技術の棚卸しの特徴やポイント
・小括
4.技術の棚卸を中心にしたR&D活動の全体像
・ステップ1 技術の棚卸し
・手間いらず、生成AIを使った棚卸し手法①
・手間いらず、生成AIを使った棚卸し手法②
・ニーズとシーズのマッチング、全体像
・ステップ2 テーマ創出活動
・用途探索、トレンドとのマッチング
・潜在課題の発掘・調査
・ステップ2 テーマ創出活動
・ステップ3 競合調査と差異化要素の構築
・ステップ4 技術戦略の策定
5.(事例で学ぶテーマ創出フロー)6G通信市場に枯れた技術で参入する
・事例となる企業の事業、保有技術はどのようなものか?どのように棚卸しするのか?
・6G市場に参入する仮説を作るための調査手法とは?
・6G市場での「電磁波シールド性」課題と概要調査のやり方
・概要となる仮説の構築(技術者目線)
・技術者に持たせたい問題意識(上司のフィードバック)
・顧客課題の調査① 電磁波シールドの用途と課題を持つ顧客像の明確化
・顧客課題の調査② 顧客の製造工程上の課題を知るには?
・顧客課題の調査③ 顧客の評価課題を知るには?
・顧客課題の調査④ 顧客の研究開発の課題を知るには?
・競合調査① 競合品を特定するには?
・競合調査② 競合品をどのように評価するのか?スペック評価はNG
・競合調査③ 競合企業の特許を調査する
・バリュープロポジション考案① 単純な「電磁波シールド性」ではNG?
・バリュープロポジション考案② 資産効率の高い独自技術考案法とは?
・バリュープロポジション考案③ 顧客目線で素直な独自技術考案法とは?
・バリュープロポジション考案④ ソリューション化・テクノロジープラットフォーム化の勘所
・競争優位性の評価① バリュープロポジションの比較
・競争優位性の評価② ユーザー評価系の考案・比較
・投資対効果の明確化① 投資金額の算定のやり方、どの程度やるべきか?
・投資対効果の明確化② リターン金額の算定のやり方、どの程度やるべきか?
7.まとめ

おトクなセミナー参加特典

  1. 当社オリジナル、「研究開発ガイドライン」を無料進呈。研究開発のススメ方が分かります。
  2. R&Dの人材開発と変革のステップを示した「カタログ」を無料進呈。R&D人材開発やR&D変革のステップで利用できる伴走支援について情報収集できます。
  3. セミナー受講者に限らず、社内関係者で問題を可視化できる「課題明確化会議」を無料開催。例えば上司や部下の方とコンサルタントを交えてR&D課題に関する無料相談ができます。
当社セミナー・コラムなどの開催実績

当社クライアントの例(守秘義務の関係上、公開はしておりません)

・大手自動車メーカー
・大手自動車部品メーカー
・大手医薬品メーカー
・大手化粧品メーカー
・大手化学メーカー
・大手エンジニアリングメーカー
・大手機械メーカー
・中堅機械部品メーカー
・大手インフラ部品メーカー
・大手機能化学品メーカー
・大手電気メーカー
・大手食品メーカー
・大手菓子メーカー
・大手電機メーカー
・大手材料メーカー
・大手化学メーカー
・大手エネルギー
・中堅商社
・中堅エンジニアリングメーカー
・中堅機械加工メーカー
その他多数
セミナーの講師

株式会社如水・代表・弁理士 中村大介

最少の投資で最大の効果を上げる研究開発の仕組みづくりを支援する高収益技術経営のコンサルタント。

弁理士でありながら弁理士の独占業務に甘んじず、知財を生かした高収益技術経営で経営者を支援する数少ない専門家。

成熟ものづくり企業の新商品・新事業創出法「キラー技術開発法」で数十社のクライアントを支援し実績を上げている。 中には、ほとんど手間がかけずに、粗利90%以上の事業と優良な知財を両立させるクライアントも輩出するなど、効果的なR&Dを実現するノウハウには定評がある。 

3つの仕組み
①潜在ニーズを先取りする技術マーケティングの仕組み
②研究開発テーマ創出・知財形成の仕組み
③持続的成長を保証する技術戦略の仕組み

を連携させて最少の投資で最大の効果を上げる研究開発の仕組みづくりが強み。

NEC、ガートナージャパンを経てベンチャー企業を設立。粗利9割の高収益ビジネスを実現したものの、その事業が模倣されたことをきっかけに弁理士に。

現在では技術と知財の専門家として数多くの企業経営者を支援している。

セミナー詳細

開催日オンデマンド配信
所要時間2時間半
会場オンライン受講
参加費用1名 33,000円(税込み)
主催株式会社如水
代表者 中村大介
京都市下京区中堂寺南町134ASTEMビル8F
受講環境Chrome、Firefox(IE・Safari環境では検証しておりません)
資料PDFにて提供
セミナー参加までの流れ
お申し込み

下のフォームに沿ってお支払いください。

申し込み確認メール兼請求書の受信

お申込み内容を確認するため、当方からメールをお送りいたします。ご確認下さい。

お支払い

上記確認メールは請求書を兼ねております。内容に沿ってお支払ください。なお、請求書はPDFやご郵送もできます。フォームからご選択ください。

資料送付・アカウント発行

当社から、資料を送付すると同時に、アクセスするためのアカウント(URL、パスワード)を発行します。ライブセミナーの場合は、1営業日前までにお送りいたします。

セミナー規約について

返金について
セミナー終了後にご申請頂ければ、7営業日以内にご指定のお振込先までお返金致します。

領収書の発行について
基本的に銀行振り込みの控えをもちまして領収書の代わりとさせていただいております(会社経費の精算をしたい場合には、振込控えをご利用ください)。 もし、別途領収書の発行が必要な方は別途メールでご依頼ください。(領収書発行手数料1,100円税込をいただきます)。

キャンセルについて
お客様のご都合によりキャンセルをされる場合は、開催の7営業日前までに事務局までご連絡ください。 その際は、お預かりした参加費よりご返金にかかる手数料を差し引いて、ご返金させていただきます。それ以降のご返金は一切受け付けておりません。

参加席の譲渡について
お席の譲渡は可能ですが、その場合は必ず事務局までご連絡ください。

講師の中村です
講師の中村です

お問い合わせがあれば、こちらにご連絡ください。
セミナー担当者宛

3名以上の参加をご希望の場合、お手数ですが、問い合わせフォームからご連絡ください。また、本セミナーの開催を自社内でご希望になる場合には、社内セミナーもご利用ください。

録画セミナーについて

視聴期限は7日間(7営業日ではありません)です。配信開始希望日があればフォームにご記入ください。

申し込みから3営業日以内に資料とURLを配信します。

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(「テーマ創出」をお選びください)

Yahoo、Gmail等ご所属組織のアドレスでない場合、ご出席をご遠慮頂いております。
お求めやすい価格を実現するため請求書は原則的にメール形式としております。PDFによる請求書が必要な場合は、請求書発行手数料を頂いております。ご了承ください。 なお、郵送が必要な場合は、PDF請求書をご選択の上で備考欄にご記入ください。領収書発行も同様です。書籍クーポンは終了しました。ご了承ください。
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