
R&Dを、経営がハンドルを握れる状態へ。
長年、研究開発に投資してきたものの、次の成長テーマが見えてこない。
資本コストを意識した経営が求められる中、自社のR&Dは本当に成長投資になっているのか。
その判断に必要なのは、研究開発費の多寡ではありません。
R&DガバナンスとR&Dマネジメントの実態を、経営が把握できているかどうかです。
本サービスは、CEO・CTO・取締役会など、企業成長に責任を持つ経営者に向けたR&Dガバナンス診断です。R&D部門だけでなく、必要に応じて事業部の開発部門まで調査し、テーマ創出、ステージゲート、資源配分、人材意識、事業部接続、取締役会への報告構造を可視化します。
ややもすると、ブラックボックスに見えるかも知れないR&Dを、取締役会が判断し、監督し、制御できる状態へ。R&Dを「見えない支出」から「制御できる成長投資」へ変えるための診断サービスです。
このような問題はありませんか。
・研究開発費は継続的に投じているが、次の成長事業が見えてこない。
・研究には期待しているが、成長テーマが出ているようには感じられない。
・事業の利益が上がらず、投資は既存事業の改良や顧客対応に偏っている。
・ROIC指標を短期的に当てはめた評価をすることは不適切だと思うが、替わる解がない。
・取締役会でR&Dを議論しても、技術説明や進捗報告にとどまり、資源配分や成長戦略の議論にならない。
こうした問題は、個々の研究者の努力不足だけで起きるものではありません。多くの場合、R&Dを成長に接続するためのガバナンス、評価軸、資源配分、意思決定の仕組みに原因があります。
R&Dが成長につながらない理由は、現場だけを見ても分からない。
R&Dマネージャ、技術者は真面目に取り組んでいる。
経営も、研究開発費を成長投資として認めてきた。
それでも、期待する成長テーマが出てこない。
その原因は、R&D部門の中だけにあるとは限りません。
事業部という制度が短期テーマしか求めていないのかもしれません。
評価制度が改良テーマを優先させているのかもしれません。
ステージゲートが初期の探索テーマを育てる前に潰しているのかもしれません。
取締役会への報告が、経営判断に必要な情報になっていないのかもしれません。
R&Dの成果を高めるには、研究テーマそのものを見るだけでは不十分です。
テーマが生まれ、選ばれ、育ち、事業に接続されるまでの仕組み全体を点検する必要があります。
R&Dガバナンス・マネジメントを機能させるためには、必要な3つの仕組みがあります
- R&Dテーマのポートフォリオ(盛り合わせ)で成長を説明するR&Dパイプライン
短期のテーマと中長期のテーマ、
それらを合わせて「いつどういう収益があがりそうなのか?」
見込みを経営層に示せるマネジメント必要です。 - 技術と経営をつなぐ「儲かるテーマ創出マニュアル」と人材開発
技術と経営をつなぐ指標としてROICが知られていますが、
よくあるROIC指標の分解ではなく、「儲かるテーマ」にすることが必要です。
そして儲かるテーマにはマニュアルが必要です。 - テーマを再構築できる「仕組み」があること
成長投資のためには資源の再配分が不可欠。
続ける理由のないテーマを終わらせるには、誰かの勇気ではなく、
仕組みとして納得できる出口を用意しておくことが必要です。

現場には似たようなものがありますが、期待通りに機能していなければ、経営にはハンドルがない状態になります。
この診断では、以下の内容を診断することにより、経営がR&Dをガバナンス・マネジメントできるか?を可視化します。
R&Dガバナンス・マネジメントの診断内容
CEO、取締役、CTOとして、R&Dの中身がどのような状況なのかを客観的に可視化でき、以下の項目が改善可能となることで、あたかもR&Dにハンドルやアクセルがついた状態となります。
・R&Dパイプラインの可視化状況
足元のテーマで経営目標を達成できるか、その可視化を(どの程度)しているか?過不足をどのように埋めていくのか?そのマネジメント状況を可視化します。
・テーマ評価のプロセス、状況(ゾンビテーマ評価)
テーマをどのように評価し、進捗管理をしているのか、そのマネジメント状況を可視化します。特に競争優位性のないものが競争優位性がないと判断されているのか、競争優位性がないテーマをどのように扱っているのかが焦点になることが多いです。
・テーマ創出のプロセス、状況(Rテーマ創出)
研究開発テーマを出す上で重要なのは、顧客課題の調査です。顧客の潜在ニーズを調査し、潜在ニーズを解決するようなテーマを創出するプロセスがあるか、それに沿った調査が実際になされているかを可視化します。 これにより高収益が期待できるテーマか否かがわかります。
・潜在ニーズ発掘のプロセス、状況(技術マーケティング、特に開発部門向け)
顧客の潜在的なニーズを情報収集する仕組みがあるか、その仕組みを可視化します。営業部門との連携でテーマ創出につなげるための情報収集ができているか、可視化します。
・予算と時間の制度・マネジメントの状況
テーマ創出のためには、時間とお金が必要です。この時間とお金が技術者の裁量により自由に執行できることがテーマ創出の必要な条件です。自由に執行できるような仕組みになっているのかを可視化します。
・人材開発のプロセス、状況
テーマ創出やテーマ評価などの仕組みを運用する技術者の教育、仕組みを上司側で運用するラインマネージャーの育成や教育などができているかを可視化します。


得られるメリットには以下のようなものがあります。
1️⃣この診断によって、CEO・CTO・取締役会は、R&Dを感覚や期待だけで見るのではなく、経営判断の対象として扱えるようになります。
2️⃣R&Dが成長につながらない原因を、現場の努力不足ではなく、ガバナンス、評価軸、資源配分、事業部接続、意思決定プロセスの問題として可視化できます。
3️⃣R&Dを「技術的に何をしているか」ではなく、「どの成長領域に、どの資源を、なぜ投じるのか」という企業成長の論点として議論できるようになります。
4️⃣また、アクセルを踏むべきテーマ、ブレーキをかけるべきテーマ、方向転換すべきテーマが見えやすくなります。これにより、R&Dを経営がハンドルを握れる状態に近づけることができます。
5️⃣さらに、自社R&Dを立て直すべきか、M&Aで外部から成長を獲得すべきか、その判断に必要な材料を得ることができます。R&Dを切り捨てるのでも、盲目的に信じるのでもなく、事実に基づいて次の一手を決められるようになります。
「技術者の行動変容ができた。それが何よりの成果でした」
事例についてはこちらもご覧ください(新しいタブが開きます)。
事例:大手化学メーカー(売上数兆円、社員数万人規模)
Before:
- CTOは「うちにはゾンビテーマしか残っていない」と危機感を抱えていた
- 各事業部で開発と営業が連携できず、研究テーマは“好き嫌い”で選ばれる状態
- 技術の棚卸しや市場との接点がないまま、惰性でテーマが継続されていた
After:
- 「潜在ニーズ発掘システム」を営業と開発の共同で構築
- 全社のテーマを対象に競争優位性と収益性の評価を実施し、再配分を実現
- 技術者から「お金の匂いがするテーマ」の提案が自然と出るようになった
- 経営陣からは「やっと投資できるテーマが出てきた」との評価
技術者の声
「自分で市場を調べ、特許を読み、価値を考える経験は初めてでした」
「正直、最初は“やらされ感”がありましたが、途中から“自分の提案”として向き合えるようになりました」
営業担当者の声
「営業と開発が本気で議論するようになったのは、初めてかもしれません」
「“顧客の課題”を起点にしたテーマが増えたことで、提案の質が格段に上がりました」
進め方(全体で最短2ヶ月)
初回打ち合わせにおいてプログラムの内容についてご説明をいたします。狙い・効果・他社事例等をご説明いたします。貴社の目的に沿うようであれば実施の詳細についてお伝えいたします。
契約やNDAはその後結ぶこととなります。
①対象とする範囲に沿ってインタビュー対象者を決定し、スケジュールを調整します。
②事前に資料準備をお願いすることがあります。
③インタビューを実施します(規模にもよりますが、複数名の方にお話を伺います)
①「R&Dガバナンス・マネジメント診断の内容をご報告します。
②ご報告の際には、マネジメント層のみでお聞き頂く場合もありますし、技術者全員で聞く場合、営業担当者なども含めて更に多くの方にお聞き頂く場合など様々なケースがあります。
③参加者に対して以下のアンケートを実施します。
①特に、R&Dガバナンスで報告した「R&Dマネジメントの改善内容案」について改善するべきだと思うか否かを質問します。
②上記に対する意見を得ることにより、改善が前に進みやすくなります。
アンケートの内容を報告します。マネージメント層の対象者に向けて、オーディエンス全体の意見を報告します。R&Dマネジメントの改善内容について改善するべきだと思うか否かを質問し、それに対する回答を得ることによって、改善活動全体に対する賛同を得ることができます。
「この方法、本当に効果があるの?」と感じたあなたへ。
R&Dガバナンス・マネジメントの悩みは、会社ごとに異なるもの。
だからこそ、一度あなたの会社の課題を整理し、解決策を明確にする機会 が必要です。
無料相談会では、こんなことが分かります。
✅ あなたの会社にこのプログラムが合うのか?
✅ どのステップを導入すれば最短で成果が出るのか?
✅ 実際に導入した企業は、どう変わったのか?
「興味はあるけど、まだ決められない」
そう感じたなら、まずは気軽に相談してみませんか?

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