講師の中村です
講師の中村です

「なぜ、儲からないのに既存テーマが続いてしまうのか?」
営業の要望を聞いているのに、なぜか利益につながらない技術開発。
それは、”ゾンビテーマ”が可視化されていないからかもしれません。

こんなふうに感じたことはありませんか?

「営業が”お客様の声”と言うから開発しているのに、結局儲からない…」
「開発テーマが次々に生まれ、研究開発のリソースが足りなくなる…」
「成長投資したいのに、儲からない既存テーマに手一杯…」
もし、あなたがこうした状況に悩んでいるなら、”ゾンビテーマ”を可視化し、”儲かる技術開発”にシフトするタイミングかもしれません。

「ゾンビテーマをなくし、”儲かる技術開発”にシフトするには?」次の3つの条件が不可欠です。

条件①:「儲かるか?」の尺度でゾンビテーマを可視化する
「お客様が求めているから」と開発を進めても、それが利益につながるとは限りません。競争優位性や収益性を数値で評価し、「儲かるか?」を基準に意思決定できる仕組みが必要です。ステージゲートの評価尺度とは異なります。

条件②:技術者が納得できる評価基準を持つ
「ここまでやっているからもったいない」と継続してしまうことがあります。それは人情というもの。客観的な基準でゾンビテーマを可視化するだけでなく感情的にも技術者自身が納得し、新しい開発に集中できることが必要です。

条件③:営業と技術が「儲かるテーマ」を共に考えられる環境を作る
評価してステージゲートのようにSTOPやKILLするだけでは従来のステージゲートと同じです。評価後には、儲かるテーマに再生していく仕組みが必要です。それがあってはじめて技術者も感情的に納得するのです。

ゾンビテーマを見極め、”儲かる技術開発”にシフトする3つの仕組みをこのセミナーでは提供します。そのために
①「儲かるか?」の視点でテーマを評価するフレームワーク
②その評価結果を技術者が受け入れやすくする仕組み
③評価後に成長テーマを生まれ変わらせる仕組み
を連携させ、ゾンビが成長テーマに生まれ変わるようにします。

ゾンビテーマ評価がなぜ生まれてきたのか?
経緯をまとめました。
長いですが、よければお読みください。

私の悩み

私はコンサルタントとして、技術マーケティングや研究開発テーマの創出に関する研修を行ってきました。研修では、半年間かけて技術者の方々に調査をしてもらい、実際に研究開発テーマを提案してもらいます。これまでに何十社もの企業で研修を実施し、多くの共通する課題を感じてきました。

共通する課題:「時間が取れない」

ある技術者は時間を確保でき、テーマ創出に成功する一方で、時間が取れない技術者は調査もできず、テーマを生み出せないという状況が頻繁に起こります。研修に参加したくても、既存業務が忙しく、時間を割くことが難しいのです。

そこで私は、研修前に上司へ「調査に時間がかかること」を説明し、了承を得る仕組みを取り入れました。しかし、それでも状況は改善しませんでした。結局、既存の業務が優先され、テーマ創出の時間が確保できないという問題に行き着いたのです。

なぜテーマ創出が難しいのか?

研修参加者に「どのようなテーマに取り組んでいるのか?」と聞くと、次のような回答が多くありました。

  • 「競合に追いつくテーマをしなければならない」
  • 「顧客要望対応テーマに手一杯」

このようなテーマは、短期的には必要でも、長期的に見て競争力につながりにくいことが多いのです(要するに、ゾンビに時間を使っているのです)。しかし、参加者の多くは「会社で決められたテーマだから、やることが必要」と考えています。これは、組織の仕組みとして当然のことですが、外部の立場から見ると、「本当にこれでいいのか?」と疑問に思う場面もあります。

解決策:「ゾンビテーマ評価」

技術部門の責任者が研修への参加を指示できたとしても、時間が確保できなければ成果は出にくい。そこで私は、「上流に遡る」アプローチを考えました。それが 「ゾンビテーマ評価」 です。

ゾンビテーマ評価とは?
•まず、現在進行中の研究開発テーマを 「ゾンビ」か「ゾンビ以外」か 可視化する。
•ゾンビと判断されたテーマは、そのまま廃棄するのではなく、「生まれ変わるプロジェクト」として再構築する。
•これにより、無駄を省き、競争優位性のある研究開発へとつなげる

技術者が新しいテーマを生み出すには、時間の確保が不可欠です。しかし、既存業務に追われる現場では、それが難しいのが現実です。そのため、まずは既存の研究開発テーマを見直すための「ゾンビテーマ評価」を行うことが重要です。これにより、最小の努力で最大の効果を発揮できます。

私の悩み

私はコンサルタントとして、技術マーケティングや研究開発テーマの創出に関する研修を行ってきました。研修では、半年間かけて技術者の方々に調査をしてもらい、実際に研究開発テーマを提案してもらいます。これまでに何十社もの企業で研修を実施し、多くの共通する課題を感じてきました。

共通する課題:「時間が取れない」

ある技術者は時間を確保でき、テーマ創出に成功する一方で、時間が取れない技術者は調査もできず、テーマを生み出せないという状況が頻繁に起こります。研修に参加したくても、既存業務が忙しく、時間を割くことが難しいのです。

そこで私は、研修前に上司へ「調査に時間がかかること」を説明し、了承を得る仕組みを取り入れました。しかし、それでも状況は改善しませんでした。結局、既存の業務が優先され、テーマ創出の時間が確保できないという問題に行き着いたのです。

なぜテーマ創出が難しいのか?

研修参加者に「どのようなテーマに取り組んでいるのか?」と聞くと、次のような回答が多くありました。

  • 「競合に追いつくテーマをしなければならない」
  • 「顧客要望対応テーマに手一杯」

このようなテーマは、短期的には必要でも、長期的に見て競争力につながりにくいことが多いのです(要するに、ゾンビに時間を使っているのです)。しかし、参加者の多くは「会社で決められたテーマだから、やることが必要」と考えています。これは、組織の仕組みとして当然のことですが、外部の立場から見ると、「本当にこれでいいのか?」と疑問に思う場面もあります。

解決策:「ゾンビテーマ評価」

技術部門の責任者が研修への参加を指示できたとしても、時間が確保できなければ成果は出にくい。そこで私は、「上流に遡る」アプローチを考えました。それが 「ゾンビテーマ評価」 です。

ゾンビテーマ評価とは?
•まず、現在進行中の研究開発テーマを 「ゾンビ」か「ゾンビ以外」か 可視化する。
•ゾンビと判断されたテーマは、そのまま廃棄するのではなく、「生まれ変わるプロジェクト」として再構築する。
•これにより、無駄を省き、競争優位性のある研究開発へとつなげる

技術者が新しいテーマを生み出すには、時間の確保が不可欠です。しかし、既存業務に追われる現場では、それが難しいのが現実です。そのため、まずは既存の研究開発テーマを見直すための「ゾンビテーマ評価」を行うことが重要です。これにより、最小の努力で最大の効果を発揮できます。

テーマの評価だけならば簡単です。しかし、ステージゲートのSTOPとかKILLでは関係者のモチベーションが著しく落ちてしまいます。重要なのは、2つです。
①技術者の納得性が高く受け入れやすいこと
②なんのための評価なのか、評価後の活動が明確であること

セミナー受講者の声

化学メーカーの方
化学メーカーの方

「今まで投資してきたからという理由で、ROIが低くても技術開発を継続し続けていた。
経営陣も”やめるリスク”を気にしていたため、どのテーマも続けざるを得なかったところ、受講しました。ゾンビテーマの評価の方法だけでなく、ゾンビテーマの評価後の設計が重要だということに気付かされた。なにも知らなければ、技術者に反発されるような評価をしてしまうところだった。」

金属メーカーの方
金属メーカーの方

「うちのテーマはゾンビばかりでした。テーマばかりではなく事業もゾンビ化していた。誰もが分かっているが組織構造的な問題でした。ゾンビ評価はショックなものだと思われるが、提示された方法なら技術者は受け入れやすいと感じた。」

機械メーカー技術戦略部
機械メーカー技術戦略部

「営業が”お客様が求めている”と言えば、それがそのまま開発テーマになってしまっていた。
でも、実際には競争力のない技術ばかりで、価格競争に巻き込まれる結果になっていた。営業と技術が対立するのではなく、”この技術でどれだけの利益が出るのか?”を共に考えられるフレームワークをなので早速考えてみようと思う。」

電機メーカーの方
電機メーカーの方

「今までは開発チームが顧客の要求を満たすことに意識が向いていましたが、「それじゃだめ」というのが明確にできると思う。この評価方法を内製化しようと思います。」

講師の中村です
講師の中村です

このセミナーでは、技術開発の現場で本当に使える 「儲かるか?」の視点で技術テーマを評価して生まれ変わらせるフレームワーク を学び、営業の要望だけに過度に振り回されず、利益を生む開発へシフトする方法を手に入れます。

あなたが得られる具体的な成果
✅「このテーマ、続けるべきか?」が数値で明確になる。
✅営業が「お客様が求めている」と言っても、”それが儲かるか?”で議論できるようになる。
✅既存テーマを見直す仕組みができ、”新しい開発に投資できる環境”が手に入る。
✅営業と技術の対立ではなく、”共に戦略を考える関係”が生まれる。

セミナー内容

1.儲かるテーマの要件とは?
・F軸、同軸競争禁止 ・課題解決ビジネス ・ユーザー評価系 ・ユーザー評価系の理解 ・潜在ニーズ(行動)とは?・潜在ニーズをどのようにして掴むのか?その方法論 ・できるか?売れるか?で判断することの危険性とは? ・R&Dテーマの評価尺度とは?

2.なぜゾンビテーマが生まれるのか?
・事業部のテーマ、よくある課題 ・ゾンビテーマとは? ・顧客要望に対応するのはなぜ危険なのか? ・競合に追従してはいけないのはなぜか? ・トレンドフォローテーマ(例、脱炭素、サステナブル、LIB)はなぜゾンビか? ・ゾンビテーマの発生原因は?

3.ゾンビテーマにどう対処するべきか?
ステージゲートとの相違点は? ・なぜ、ゾンビテーマは放置されるのか? ・ステージゲートシステムの問題点 ・ゾンビテーマ生まれ変わりシステムでは何が必要なのか? ・ゾンビ宣告を受けた技術者はどう思うのか? ・なぜ、ゾンビ宣告をされると良い結果になるのか? ・テーマがゾンビなら、事業もゾンビになる可能性もある ・事業がゾンビなら、意識もゾンビになっている可能性がある ・トップに「資源配分を変更したい」という意向はあるか? ・ゾンビテーマ評価、事前に必要なことは?

4.ゾンビテーマの生まれ変わりシステムの全体像
・経営トップが関与するケース/しないケース ・経営者の意向確認の仕組みとは? ・テーマが営業要望ばかりのケースではどうするか? ・ゾンビ宣告前に必要な営業部門との調整とは? ・事前調整ナシでは技術者からも反発を招く、どのように対処するか? ・ゾンビ宣告後に何をするか/させるか ・ゾンビテーマの生まれ変わりシステム全体像

5.ゾンビテーマの評価、そのやり方とは?
・改めて、競争優位性とはなにか? ・評価の前提条件 ・評価フォーマット1/2 ・評価フォーマット2/2 ・顧客の潜在課題を調査する必要があるのはなぜか? ・競合調査をする必要があるのはなぜか? ・サプライチェーンの評価方法 ・ユーザー評価系の評価方法 ・投資対効果の評価方法 ・競争優位性を評価する ・対象テーマの決め方 ・5ステップ、ゾンビ宣告の進め方 ・インタビューの進め方 ・報告書の作り方 ・客観性/主観性のバランス

6.ゾンビの生まれ変わりプロジェクトの進め方と伴走
・生まれ変わりプロジェクトの全体像 ・キックオフの進め方 ・顧客課題の調査の進め方 ・競合調査の進め方 ・バリュープロポジションの設計法、強みの作り方 ・定期レビューの進め方 ・報告会の開催について

7.まとめ

受講者特典

🎁 「ゾンビテーマ可視化ワークシート」プレゼント!
 → 評価基準を明確にし、投資対効果の低い開発テーマを整理できる実践ツール

🎁 「研究開発ガイドライン(50ページ)」提供!
 → 技術開発の課題を可視化し、収益性の高いテーマに集中するための実践ガイド

🎁 「課題明確化会議の開催サポート」つき!
 → セミナー受講後、社内で課題を整理するための会議を講師が直接サポート

セミナーの講師

株式会社如水・代表・弁理士 中村大介

最少の投資で最大の効果を上げる研究開発の仕組みづくりを支援する高収益技術経営のコンサルタント。

弁理士でありながら弁理士の独占業務に甘んじず、知財を生かした高収益技術経営で経営者を支援する数少ない専門家。

成熟ものづくり企業の新商品・新事業創出法「キラー技術開発法」で数十社のクライアントを支援し実績を上げている。 中には、ほとんど手間がかけずに、粗利90%以上の事業と優良な知財を両立させるクライアントも輩出するなど、効果的なR&Dを実現するノウハウには定評がある。 

3つの仕組み
①潜在ニーズを先取りする技術マーケティングの仕組み
②研究開発テーマ創出・知財形成の仕組み
③持続的成長を保証する技術戦略の仕組み

を連携させて最少の投資で最大の効果を上げる研究開発の仕組みづくりが強み。

NEC、ガートナージャパンを経てベンチャー企業を設立。粗利9割の高収益ビジネスを実現したものの、その事業が模倣されたことをきっかけに弁理士に。

現在では技術と知財の専門家として数多くの企業経営者を支援している。

当社セミナー・コラムなどの開催実績

当社クライアントの例(守秘義務の関係上、公開はしておりません)

・大手自動車メーカー
・大手自動車部品メーカー
・大手医薬品メーカー
・大手化粧品メーカー
・大手化学メーカー
・大手エンジニアリングメーカー
・大手機械メーカー
・中堅機械部品メーカー
・大手インフラ部品メーカー
・大手機能化学品メーカー
・大手電気メーカー
・大手食品メーカー
・大手菓子メーカー
・大手電機メーカー
・大手材料メーカー
・大手化学メーカー
・大手エネルギー
・中堅商社
・中堅エンジニアリングメーカー
・中堅機械加工メーカー
その他多数

セミナー詳細

開催日配信開始後7営業日以内にご視聴ください。
所要時間約2時間半
会場オンライン受講
参加費用1名 33,000円(税込み)
主催株式会社如水
代表者 中村大介
京都市下京区中堂寺南町134ASTEMビル8F
受講環境Chrome、Firefox環境でご利用ください。
以下のブラウザは動作しません。
・IE ・Safari
資料PDFにて提供
セミナー参加までの流れ
  1. お申込み
    • 下のフォームに沿ってお支払いください。
  2. 申し込み確認メール兼請求書の受信
    • お申込み内容を確認するため、当方からメールをお送りいたします。ご確認下さい。
  3. お支払い
    • 上記確認メールは請求書を兼ねております。内容に沿ってお支払ください。なお、請求書はPDFやご郵送もできます(別途手数料をいただきます)。フォームからご選択ください。
  4. セミナー当日
    • オンライン・録画セミナーの場合、2営業日前までに資料PDFと参加URLをお送りします。ご案内に沿ってお越しください。
    • 会場での参加の場合、2営業日前までに再確認のご案内を差し上げます。ご案内に沿って直接会場までお越し下さい。
セミナー規約について

返金について
セミナー終了後にご申請頂ければ、7営業日以内にご指定のお振込先までお返金致します。

領収書の発行について
基本的に銀行振り込みの控えをもちまして領収書の代わりとさせていただいております(会社経費の精算をしたい場合には、振込控えをご利用ください)。 もし、別途領収書の発行が必要な方は別途メールでご依頼ください。(領収書発行手数料1,100円税込をいただきます)。

キャンセルについて
お客様のご都合によりキャンセルをされる場合は、開催の7営業日前までに事務局までご連絡ください。 その際は、お預かりした参加費よりご返金にかかる手数料を差し引いて、ご返金させていただきます。それ以降のご返金は一切受け付けておりません。

参加席の譲渡について
お席の譲渡は可能ですが、その場合は必ず事務局までご連絡ください。

講師の中村です
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お問い合わせがあれば、こちらにご連絡ください。
セミナー担当者宛

3名以上の参加をご希望の場合、1名様あたり22,000円(税込み)でご参加いただけますが、フォームが対応しておりません。お手数ですが、問い合わせフォームからご連絡ください。また、本セミナーの開催を自社内でご希望になる場合には、社内セミナーもご利用ください。

申込みはこちらからどうぞ
(「ゾンビテーマ評価」をお選びください)

Yahoo、Gmail等ご所属組織のアドレスでない場合、ご出席をご遠慮頂いております。
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