開催趣旨


本セミナーは、中堅企業の経営者・経営幹部で、新規事業開発をしたい方向けの内容です。
むずかしいと思われがちな新商品・新規事業開発ですが、きちんとステップを踏めばできます。

 そのステップとは、

  1. 顧客接点のある部門で必要な情報を収集し、
  2. 深堀して企画し、
  3. 知財をとって商品化することです。

こう書くと、とても平凡なのですが、きちんと出来ていないから、商品開発がうまく行っていないのも事実です。当社には、「顧客要望対応型になっており、利益率が低下している」という相談が多数寄せられています。

 本セミナーでは、そのような困った状態から脱して、基本的なステップを踏むための方法をご説明します。

 商品開発等は初心者という経営者・経営幹部向けのやさしい内容ですが、ご提示することは本質的なものだと思います。
新商品の開発にご関心がある方は、ぜひ時間を作ってお越しください。

 

当社のクライアント企業の一例

ダウンロード (4)

会場 オンライン開催(ZOOMによる開催です)

開催日時 2020年11月4日(水) 13時半〜17時

受講をおすすめする方:メーカーの経営者・研究開発責任者

成熟ものづくり企業には、意外にも多くのチャンスと技術が埋もれています。これを発掘することで知財に結びつけられます。

以下のような悩みをもつ経営者のご参加は自信を持ってオススメできます

  • 粗利30%以下で高収益化したい
  • 納得して投資できるような社内体制にしたい
  • 筋の良い研究開発がしたい
  • 価格競争を脱して価格主導権を持ちたい
  • 知財を収益に結びつけたい
  • 社員が良い提案をできるようにして、まともな意思決定ができるようにしたい

セミナー内容

1.高収益にするための必須条件とは?
(1)高収益企業の特徴とはなにか?

(2)ある型の事業は高収益という特徴がある

(3)日本企業の研究開発投資の効果、国際比較の観点から見ると?

(4)研究開発投資対効果が悪い原因は何か?

(5)求められるテーマの性質とはなにか?

(6)高収益にするための研究開発戦略とは?

2.潜在課題を発掘する技術マーケティング、その内容とやり方とは?
(1)技術マーケティングが必要な3つの理由

(2)技術マーケティングを成立させる3つの条件

(3)技術マーケティングの全体像とはどんなものか?

(4)技術マーケティングにはどんな道具が必要なのか?

(5)技術マーケティングの事例

(6)技術マーケティングのやり方 その1 潜在課題の発掘

(7)技術マーケティングのやり方 その2 技術カタログ

(8)技術マーケティングのやり方 その3 顧客とのロードマップの共有

(9)技術マーケティングのやり方 その4 顧客への提案と共同研究の獲得

3.R&D部門でテーマ創出をうまくいかせる方法とは? 
(1)ソリューション型のテーマ創出が必要な3つの理由

(2)ソリューション技術開発の3つの条件

(3)化学系メーカーでのソリューション技術のテーマ創出法

(4)セットメーカーでのソリューション技術のテーマ創出法

(5)VFTマトリックスで価値ベースの技術抽出ができる

(6)「といえば法」でコア技術のアプリケーションがどんどん広がる

(7)優れたテーマ創出の事例

(8)ステージゲートの全体像

(9)ステージゲートによるテーマ評価を正しく実施するには?

4.高収益企業にとっての技術戦略、その立て方とは?
(1)技術戦略を早期に立案する3つメリット

(2)技術戦略の3つの層(ドメイン、基盤技術、商品)

(3)技術戦略の2大アプローチを理解しないと、あとで大変なことに

(4)正しい技術の棚卸し方法とは、効果的な活用方法とは

(5)事業イメージに必要な技術をもれなく考案する

(6)競合調査のやり方、活かし方

(7)競争優位性のある事業・商品イメージを構築するには?

(8)競争優位性を運用に落とすにはどうすれば良いのか?

(9)コア技術の抽出・優先順位付けの考え方はどうあるべきか?

(10)特別に調整されたバリューチェーンを構築しなければ意味がない

5.高収益を実現する知財戦略のあり方と知財情報有効活用
(1)知財戦略の3つの層(企業レベル、事業レベル、商品レベル)

(2)知財戦略を構築するとはどういうことなのか?自社知財レベルの判断基準

(3)開発着手前のIPランドスケープをどの程度やれば十分なのか?

(4)守りと攻め、サプライヤー、ユーザーを考慮した知財形成範囲とは?

(5)全社技術戦略に沿ったテーマの重要性判断と人員の配置

(6)IPランドスケープ・知財サービスのデザインはどうあるべきか?

6.高収益企業へのビジネスモデル変革
(1)高収益企業への変革4つのステップ

(2)自社の状況の可視化方法はどのようなものか?

(3)寺社状況の可視化の3つの視点とはどのようなものか?

(4)日本企業のビジネスモデル変革で重要な視点は、、、?

(5)ビジネスモデル変革に取り組む組織体制と実行の条件

(6)ビジネスモデル変革の実例と変革のスケジュール

7.まとめ

セミナーの受講者の推薦の声

IMGM9855-1440-400

「非常に分かり易いセミナーで、刺激になりました。聞けば当然と思いつつも自社ではほとんどできていないことを実感しました。ゴールまでの大まかな流れはつかめましたが、具体的に実行するハードルはあると感じました。今後社内でどう具体化できるか検討したいと思います。」

 化学系企業経営者

「市場分析、顧客分析、競合分析を基にしていく事の重要性が良くわかりました。
情報として一番入手しにくいのが競合情報ですが、中小企業同士が競合の場合、どうしても情報ソースに限りがあります。
仮に競合の現在の軸とレベルはわかったとしても、どの未来にどんなスピードで向かっているのか、将来像を得るのは非常に困難であるのが現状です。
一定の調査で競合情報を整理できた時点ですでに時代遅れの情報である可能性。開発をスタートし製品化するのは少し先の未来であり、その未来の時点で競合に勝たなければならないとした場合、少し先の未来の新たな軸、価値をどのように設定していくのか、非常に難しく重要な課題と考えています。」

 材料系企業経営者

「大変わかりやすい説明で早速実践してみたいと思う内容が多かったです。何度も繰り返し「運用が大切」って仰られたのがとても印象に残りましたし、それができずに利益率が低い会社が多いのは納得できるところでもありました。。」

 機械系部品企業経営者

「総論としてとてもわかりやすい説明で参考になりました。これまでにいろいろな書物等で差別化、競合優位性のある商品開発の重要性に関する説明はあるものの、それをどうやって獲得するのかの方法論にかけているものが多々ありましたが、今回のセミナーはそこにしっかり踏み込んだ説明でとても参考になりました。しかし、その運用まできっちりおこなうための体制づくり、ルール作り、マニュアル作りの大変さが容易に予見され、そこがこれからのポイントだと感じました。」

 機械加工企業経営者

「大変わかりやすく拝聴致しました。具体的な例等がある部分は特に理解しやすかったです。弊社でも当てはまるような内容がいくつかあり、社内の見直しをするいいきっかけとなりました。社内改善に向けてするべき行動を教えていただいたので、部下を巻き込み行動に移させていただきたいと思います。」

 電気系部品製造企業経営者

「私は営業サイドの経営者です。顧客要望は利益を生まないという考え方は、何かしら分かっていたもののご講演で気付きました。人材構築によるトップダウンの販売や競合他社と類似品での競争は、各企業の体力勝負になります。競合他社がいる限り、新しい軸、それに営業的なパワーも必要ですが、商品の優位性が顧客の潜在的な不満を解決する糸口です。営業にとって、知財は大きな武器になります。用途の広がりをよくよく考察し研究開発テーマの創出につなげたいと思います。」

 化学系企業経営者

「自社の抱えている問題を指摘されている様な内容であり、非常に参考になりました。潜在課題発掘については、部下と協議しながら、調査して行ける様な環境作りが出来れば思います。また「アイデア募集がうまく行かない」という話についても、ちょうど社内で実施した募集において、まともなアイデアが出て来ない状況もあった。講師の話と社内の状況がシンクロしました。」

 化学企業経営者

他、多数の声が寄せられています。

講師:中村大介について

キラー技術創出コンサルタント  

ものづくり企業の新商品・新事業を粗利50%以上の高収益にするノウハウで数十社のクライアントを支援し実績を上げている。

中には、ほとんど手間がかけずに、粗利90%以上の事業と優良な知財を両立させるクライアントも輩出するなど、超効果的なR&Dを実現するノウハウには定評がある。

NEC退職後にベンチャー企業を設立。粗利9割の高収益ビジネスを実現したものの、その事業が模倣されたことをきっかけに弁理士に。

現在では技術と知財の専門家として数多くの企業経営者を支援している。

  • 専門は高収益技術経営
  • 弁理士
  • 北海道大学卒業、東京大学大学院修了

日経クロステック(旧日経テクノロジー)

「高収益技術経営」連載中

 著書

「経営トップの技術戦略と知財戦略」

全国書店・アマゾンで販売中

セミナー日時・場所等

 

日時2020年11月4日(水)13時半〜17時
会場オンライン
定員6名
参加費用

参加費用 22,000円(税込み) 

※お申込み後に送信するメールがご請求書を兼ねております。

 ご請求書に沿ってお支払ください。
※完全返金保証制
セミナーを受講し内容にご満足頂けなかった場合は、全額100%返金を保証致します。

主催株式会社如水
代表者 中村大介
京都市下京区中堂寺南町134京都リサーチパークASTEMビル8F
オンライン開催について<必要環境>
ZOOMでアクセスできること(アクセス環境については、こちらをご覧ください)。
<資料について>
資料は事前に送付致します。

セミナー参加までの流れ

1)お申込み

下のフォームに沿ってお支払いください。

2)申し込み確認メール兼請求書の受信

お申込み内容を確認するため、当方からメールをお送りいたします。ご確認下さい。

3)お支払い

また、確認メールは請求書を兼ねております。内容に沿ってお支払ください

4)セミナー当日

オンライン参加の場合、2営業日前までに資料PDFとZOOMのURLをお送りします。ご案内に沿ってお越しください。
会場での参加の場合、2営業日前までに再確認のご案内を差し上げます。ご案内に沿って直接会場までお越し下さい。

セミナー規約について

返金について
セミナー終了後にご申請頂ければ、7営業日以内にご指定のお振込先までお返金致します。

領収書の発行について
基本的に銀行振り込みの控えをもちまして領収書の代わりとさせていただいております。 もし、別途領収書の発行が必要な方は別途メールでご依頼ください。

キャンセルについて
お客様のご都合によりキャンセルをされる場合は、開催の7営業日前までに事務局までご連絡ください。 その際は、お預かりした参加費よりご返金にかかる手数料を差し引いて、ご返金させていただきます。それ以降のご返金は一切受け付けておりません。

参加席の譲渡について
お席の譲渡は可能ですが、その場合は必ず事務局までご連絡ください。

お申し込み

Yahoo、Gmail等ご所属組織のアドレスでない場合、ご出席をご遠慮頂いております。
お求めやすい価格を実現するため請求書は原則的にメール形式としております。PDFによる請求書が必要な場合は、請求書発行手数料を頂いております。ご了承ください。 なお、郵送が必要な場合は、PDF請求書をご選択の上で備考欄にご記入ください。領収書発行も同様です。書籍クーポンでお申込みで請求書等を発行希望の場合も発行手数料(1100円税込)をいただきます。
視聴期間についてはセミナー情報をご覧ください。
当サイトはGeoTrust社によって認証されている安全なウェブサイトです。
また送信フォームの内容は、暗号化SSL送信で保護されています。