コア技術ベースのテーマ創出と知財視点でのテーマ強化法 ~自社独自の技術経営モデルを運用する~
セミナーポイント
本セミナーはテーマ創出者/テーマ創出の促進者向けのテーマ創出方法を解説する講座です。研究開発者向けには「どうすればテーマ創出できるか?」にストレートにお答えします。研究企画部門ご担当者には、「どうすればテーマ創出をしてもらえる仕掛けができるか?」にストレートにお答えします。
本セミナーの特徴は、受講者の立ち位置に合ったテーマ考案方法を学べることです。研究と開発、化学などの川上とセットメーカーなどの川下メーカーでは求められるテーマの性質が全く違います。この違いを理解せずに「テーマ創出法」を学ぶのはキケンです。求められるテーマに応じた情報収集活動をデザインする視点で解説します。
■主な受講対象
研究開発者などのテーマ創出の実務に携わる方、
研究企画等のテーマ創出部門に着任された方など
■本セミナーに参加して修得できること
受講者の立ち位置に沿って、体系立ててテーマ創出法が学べます。
テーマ創出実務や研究企画支援業務で効果を出す上で実践的ヒントが満載です!
概要
日時 | 2017年5月15日(月) 12:30~16:30 |
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会場 | [東京・京急蒲田]大田区産業プラザ(PiO)6階E会議室 →「セミナー会場へのアクセス」 |
受講料 | 1名41,040円(税込(消費税8%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,240円 *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認下さい。 ●録音・撮影行為は固くお断り致します。 ●講義中のパソコン・携帯電話の使用はご遠慮下さい。 |
主催 | 株式会社情報機構 |
お問い合わせ先 | 株式会社情報機構(TEL 03-5740-8755) |
講師
中村 大介氏
プログラム
1.技術企業の目標は高収益化
(1)高収益とはなにか
(2)高収益は理論的に説明できる
(3)高収益は研究開発部門が作り込む
2.研究開発部門の課題
(1)研究開発マネジメントの変遷
(2)テーマ評価方法の問題点
(3)開発部門の課題/研究部門の課題
3.テーマの分類
(1)テーマとアイデアは異なる
(2)アイデアの方程式を理解する
(3)テーマには大きく4つあることを理解する
(4)欲しいテーマに応じた適切なプロセスの概要を理解する
4.テーマ創出手順
(1)高収益をもたらす研究開発の方向性、産業特性とRとDの違いを理解する
(2)コア技術ベースのフォーキャストの方法を理解する
(3)バックキャスト的な考え方の良い点と欠点を理解する
(4)フォーキャスト技術のバックキャストでの理由付け
(5)アイデアをテーマにする方法を理解する
(6)ロードマップの書き方を理解する
(7)手法ではなく本質論であることを理解する
・事例1)独自性の高い技術のストック法 -キヤノン
・事例2)テクノロジープラットフォーム整理法 -3Mの事例
・事例3)既存事業のための新規テーマ創出 -コマツ、ブリヂストン、トヨタ、村田製作所
5.知財視点でテーマ強化法
(1)裁判で使える権利を書くのはそれほど甘くない
(2)上位概念化の方法:隣のエンジニアアプローチ
(3)明細書ではなくクレームにすべてを込める
(4)特許の取得範囲はどこまでか?
(5)必要な知財をマップから洗い出す方法を理解する
(6)論文よりも知財で研究者としてのバリューが上がることを理解する
(7)質の向上と網の形成を具体化する
■ まとめ