
なぜ、儲からないテーマが続いてしまうのか?
営業の要望を聞いているのに、なぜか利益につながらない技術開発。それは、”ゾンビテーマ”が可視化されていないからかもしれません。こんなふうに感じたことはありませんか?
- 「営業が”お客様の声”と言うから開発しているのに、結局儲からない」
- 「儲からない開発テーマが次々に生まれ、リソースが足りない」
- 「新しい技術に投資したいのに、既存テーマをやめられない」
- 「経営陣は”効率化しろ”と言うけれど、顧客要望案件で手一杯」
- 「技術者の立場が営業に比べて弱く、”この開発は意味がない”と言えない」
もし、あなたがこうした状況に悩んでいるなら、”ゾンビテーマ”を可視化し、”儲かる技術開発”にシフトするタイミングかもしれません。
「研究開発テーマの評価、本当に正しくできていますか?」
お客様が求めるから、営業が推すからと開発を進めているのに、いざ製品化してみると、思ったほどの利益が出ない。そんな経験はありませんか。
もしも、今の技術開発の意思決定が「営業の声」を重視するあまり、競争優位性を考慮できていないとしたらどうでしょうか?。そして、その結果、儲からない「ゾンビテーマ」にリソースを奪われ、新しい技術開発ができなくなっているとしたらどうでしょうか?。
「いや、ステージゲートで評価しているはずだ」
そう思うのも無理はありません。多くの会社でステージゲートシステムは存在しているからです。確かに評価をしています。しかし、ステージゲート法で研究開発テーマを評価しても、ゾンビテーマが消えないことこそが問題ではないでしょうか?
ステージゲート法で研究開発テーマを評価しても、
ゾンビテーマは消えない
そろそろこの事実に気づくべきときです。
あなたが今抱えているこの悩み、決してあなた一人だけではありません。
むしろ、多くのR&Dマネージャーが直面している、解決が難しい問題なのです。
「では、どうすればこの問題を解決できるのか?」
ゾンビテーマをなくし、”儲かる技術開発”にシフトするには?
営業の要望に従い、顧客ニーズに応えることは大切ですが「本当に儲かるか?」を評価しないまま続けてしまうと、技術開発のリソースは食いつぶされていきます。
本当に利益を生む技術開発へシフトするためには、次の3つの条件を満たす必要があります。
✅ 条件①:儲かるか?の尺度でR&Dテーマを可視化できること
なぜ、儲からない開発テーマが生まれ続けるのか。
それは、「お客様が求めているから」という理由だけで判断し、競争優位性や利益を生むかどうかの視点が抜け落ちているからかもしれません。営業の意見を尊重しながらも、「本当に儲かるのか?」を数値で可視化し、投資判断できる仕組みが必要です。
✅ 条件②:「ゾンビテーマ」と評価される技術者の納得性が高いこと
技術者が「なぜこの開発がダメなのか?」を納得しない限り、「せっかく開発してきたのだから」という理由で続いてしまうことがあります。もし、客観的な基準でゾンビテーマを可視化できれば、技術者自身が「これはやめるべきだ」と納得し、開発リソースを本当に価値のあるテーマに集中できるようになるでしょう。
✅ 条件③:評価後は「儲かるテーマ」を考えられる仕組みがあること
テーマの再考に当たって影響を受けるのは営業です。そんな営業と技術が対立するのではなく、共に「利益を生む技術開発」を考えられる環境があるかどうかも重要です。
営業は「お客様の声が大事」と考え、技術は「競争優位性がないと意味がない」と考える。
このギャップを埋めるには、「お客様の要望に応えること」と「競争力のある技術を開発すること」を両立できる仕組みが必要です。そのためにテーマを見直すのです。
しかし、この3つを満たすのは簡単ではありません。「営業が決めた開発テーマに従うだけ」の状態を続けていては、変わることはできないのです。では、この3つの条件を満たす方法はあるのでしょうか。
ゾンビテーマをただの無駄にしない、新しい解決策があります
これまで、ステージゲート法や従来の評価プロセスを見直しても、本当に必要な変化は生まれなかったのではないでしょうか?なぜなら、単に「評価の精度を上げる」だけでは、根本的な課題は解決しないからです。
では、どうすればいいのか?答えはシンプルです。
「ゾンビテーマの評価後に、『生まれ変わり』の仕組みを組み込むこと」
これを実現できるのが、「R&Dテーマ評価伴走支援サービス」 です。

このサービスがもたらす3つの変化
✅ 評価後のアクションが明確になる
→ ゾンビテーマの処理方法が決まらず、先延ばしになることがなくなる。
✅ 技術者のモチベーションを維持できる
→ 研究が無駄にならず、方向性を見直すことで新しい価値を生み出せる。
✅ 競争優位性のある研究テーマに集中できる
→ 「生まれ変わり」の視点を持つことで、無駄な投資を防ぎ、利益につながる開発へとつなげる。
従来の評価プロセスでは不可能だった、「ゾンビテーマを活かす」新しいアプローチを実現します。
次のセクションでは、このサービスがなぜここまで強力なのか、その理由を詳しくお伝えします。
ゾンビテーマに本当に対処できるのか?
ステージゲートには決定的に欠けているものがあります。それは、競争優位性の評価と「生まれ変わり」の視点です。多くの企業では、評価そのものも、評価した後の処理も不透明で、結局ゾンビテーマが温存されてしまう。
もしくは、せっかくの研究成果が「ストップ」の判定で完全に無駄になってしまう。
しかし、当社では、これまでにないアプローチで、根本的な解決策を提供します。
✔ 「ストップ or ゴー」だけでなく、「生まれ変わり」という新たな選択肢を提供
→ 評価会議が単なる「決断の場」ではなく、「価値創出の場」に変わる。
✔ 技術者の納得度95%の実績
→ 評価を受ける側が納得しない限り、どんな手法も機能しない。
本サービスは、技術者が前向きに受け入れられる仕組みを持つ。
✔ 競争優位性のあるテーマだけにリソースを集中できる
→ 「このテーマは本当に利益を生むのか?」という問いに、定量的な根拠を持って答えを出せる。
✔ 評価後のアクションが明確になり、意思決定のスピードが向上
→ ゾンビテーマを見つけるだけでなく、どのように活かすかまでサポート。
「評価して終わり」にならない。
これは、ただの評価手法ではありません。
「技術者・事業部・経営層が納得できる、新しい研究開発の意思決定フレームワーク」 なのです。
お客様の声
本日はありがとうございました。差別化に関して同軸競争は差別化に該当しないという捉え方が非常に参考になりました。同軸競争にならないテーマには顧客課題を明確化する必要があると思いますが、その調査の仕方と課題設定の仕方についてはもう少し深堀したいと思いました。ゾンビというと、生きてもいない死んでもいない長期間ダラダラと続いている研究開発テーマというイメージを持っていましたが、端的に「儲からないテーマ」という理解を持て、評価をどのように進めていくか、非常に参考になりました。
2025年3月 当社セミナーにご参加いただいた際にご記入いただきました
「ゾンビ」というインパクトの強い言葉に惹かれて参加しましたが、日本の多くの製造業で課題になっている点だと考えています。ゾンビテーマの判断手法および評価基準についてのお考えは非常に参考になりました。弊社の研究開発がゾンビ化している事があらためて認識できた。今回のセミナーの内容をお聞きして、意識改革が必要だと思った。課題感、解決策などを丁寧に具体的にご教授くださり勉強になりました。ありがとうございます。
2025年3月 当社セミナーにご参加いただいた際にご記入いただきました
自社のテーマ評価方法が不十分であることを痛感した。
まずは評価基準、評価方法を整備し、その中に”儲かる”という基準を含めることで、ゾンビテーマを判断できるようになると理解しました。
実際にこの取組(ゾンビテーマ評価PJ)を実施するにあたっては、やはり第三者的な立場であるコンサルの力が必要になることも分かりました。
2025年3月 当社セミナーにご参加いただいた際にご記入いただきました
進め方(全体で最短2ヶ月、標準3ヶ月)
まずは初回打ち合わせでR&Dテーマ評価の狙いや効果、他社での活用事例について情報提供いたします(上でも書いている通り、ゾンビ宣告は「生まれ変わり」の指示でもあります。その流れについてよく理解していただきます)。その上で貴社での狙いや効果と致しているかを確認し、実施可否判断の上、実施する場合には対象とするテーマを選定します。
契約やNDAはその後結ぶこととなります。
対象となったテーマのオーナー(技術者)に対してインタビューをするための準備事項をお伝えするためにオリエンテーションを行います。概ね1時間程度です。事務局は対象となったテーマのオーナー(技術者)に対してオリエンテーションへの参加依頼をする必要があります。
対象となったテーマのオーナーに対してインタビューを行います。インタビューは概ね90分を予定しています。改めてテーマ評価のために準備をする事項はなく、テーマの検討状況についてありのままにお話をさせていただきます。
対象となったすべてのテーマの評価結果について報告会を開催します。報告会は概ね90分、 すべての関係者参加の上で行うことが多いです。このテーマ評価の結果、ゾンビであると認められるものについては、「生まれ変わり」をするように指示していただくことが多いです。 生まれ変わりとは何なのかについては初回打ち合わせでお話をさせていただきます。
まずは、お気軽にご相談ください。
「導入を検討したいけれど、もっと詳しい話を聞いてみたい」
「本当にうちの会社に合うのか、事前に相談したい」
「無料診断を申し込む前に、質問しておきたいことがある」
そう感じている方は、ぜひ今すぐお問い合わせください。
専門のコンサルタントが、貴社の現状やお悩みに合わせたアドバイスをお伝えします。
🔹 こんな方におすすめのご相談内容
✔ ゾンビテーマがなかなか可視化できず、評価基準に悩んでいる
✔ ステージゲート法を導入しているが、投資判断がうまくいかない
✔ 技術者と経営層の意見が合わず、評価プロセスが停滞している
✔ 「生まれ変わり」のプロセスが、自社でどのように活用できるか知りたい
✔ 本サービスの導入ステップや具体的なサポート内容を詳しく聞きたい
