事業を強くするためのテーマ・結果としての知財3

自動織り機 (1)

事業を強くするためのテーマ・結果としての知財

こんにちは、JOSUIの中村です。

新規事業・研究開発リーダーに向けたメールシリーズ「未来を造る人になる」の第83回です。

前回、研究開発テーマには、4つの視点が必要と書きました。

1)顧客の視点、

2)サプライヤーの視点、

3)競合の視点、

4)サプライチェーンの視点、

です。
前回、2)サプライヤーの視点を書いたので、
今日は3)競合の視点で書きたいと思います。
競合を意識するのは、最もわかりやすいと思います。
ここでは、中長期の研究開発テーマ立案のことを扱います。

競合は誰?

中長期のテーマ立案において競合を意識するのは、なぜでしょうか?
それは、事業を独占するためです。
では、競合とは誰でしょうか?
新しいテーマの場合、誰もわかりません。
既存事業ではないからです。
私は、最近、車を買いましたが、カーナビをつけていません。
スマホのアプリで十分だからです。
私という顧客を例に取ると、カーナビ屋さんの競合はスマホアプリだった言うことになります。
既存事業では、競合は常に他所の業界もやってきます。
新規な研究開発テーマの場合、なおさらです。
その場合、どのように競合を想定すればいいのでしょうか?
知財の情報を使うことです。
出願人リスト、パテントマップをうまく作ることで可視化し、思わぬ競合も含めて把握します。
そして、プレイヤー別に参入シナリオを描くのです。
参入シナリオを描ければ、色々なテーマが生まれます。
そして、以下の様な発想でテーマを出します。
1)自社技術のベストモードの開発と知財化

2)競合しそうな相手と差別化・差異化

3)自社がやろうとする事業を実施しそうな相手を邪魔す
るテーマ化

4)競合しそうな相手の無力化
もしかして、1だけになっていませんか?
その理由は、

・2〜4は、「テーマとして採用されない」ということかも知れません。
・あるいは、上記のようなシナリオすら描けていない。
こういうことでは、会社がまずいかも知れませんね(笑)

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