「やってみよう」がなくては成功はない
こんにちは、JOSUIの中村です。
新規事業・研究開発リーダーに向けたメールシリーズ「
日々、仕事をしている中で、「総論賛成、各論反対の人々が多い」との話を聞きます。
具体的には、
「新規事業は重要なのは分かるが、今は無理。」
とか、
「部下の社員に実績のないテーマを研究させられない。」
とかいうご意見です。
「やってみる」ということの重要性
お話はごもっともなのですが、経験からは、新しいことをどんどん「やってみる」ことが重要だな、と思います。
しかも他の業務をこなしながら、です。
「やってみた」結果とかその過程からは、事前検討よりもかなり多くのことが分かります。
やってみた結果、うまくいかないこともあります。
うまくいかない場合、作業自体は無駄なのですが、その無駄を通じて、様々なことが学べます。
その学びこそが重要だと思っています。
テーマ検討する中で、実際に調査を行うことや、試作品を作ってみることを強く提案しています。
まずは形にしないと、実態が分からないからです。
ただ、形にするのに時間もお金もかかります。
それを「やってみよう」とするのは、人によっては難しい・・・、
でも、そこから得られる学びは、次のテーマ検討の精度を上げてくれます。
やればやるほど精度が上がり、機が熟した時に、いい新規事業を検討できるようになると思います。
慎重さの表現として、
「石橋を叩いて渡る」とか、
「石橋を叩きすぎて壊す」とか、
色々な表現があります。
私は、石橋は(手で)叩かずに、(軸足は残しながら)踏めばいいと思っています。
壊れれば戻ればいい。
そして、別のことをやればいい。
大切なのは、「やってみよう」という思考法だと思います。