「やってみよう」がなくては成功はない


「やってみよう」がなくては成功はない

こんにちは、JOSUIの中村です。

新規事業・研究開発リーダーに向けたメールシリーズ「未来を造る人になる」の第86回です。

日々、仕事をしている中で、「総論賛成、各論反対の人々が多い」との話を聞きます。

具体的には、

「新規事業は重要なのは分かるが、今は無理。」

とか、

「部下の社員に実績のないテーマを研究させられない。」

とかいうご意見です。

「やってみる」ということの重要性

お話はごもっともなのですが、経験からは、新しいことをどんどん「やってみる」ことが重要だな、と思います。

しかも他の業務をこなしながら、です。

「やってみた」結果とかその過程からは、事前検討よりもかなり多くのことが分かります。

やってみた結果、うまくいかないこともあります。

うまくいかない場合、作業自体は無駄なのですが、その無駄を通じて、様々なことが学べます。

その学びこそが重要だと思っています。

テーマ検討する中で、実際に調査を行うことや、試作品を作ってみることを強く提案しています。

まずは形にしないと、実態が分からないからです。

ただ、形にするのに時間もお金もかかります。

それを「やってみよう」とするのは、人によっては難しい・・・、

でも、そこから得られる学びは、次のテーマ検討の精度を上げてくれます。

やればやるほど精度が上がり、機が熟した時に、いい新規事業を検討できるようになると思います。

慎重さの表現として、

「石橋を叩いて渡る」とか、

「石橋を叩きすぎて壊す」とか、

色々な表現があります。

私は、石橋は(手で)叩かずに、(軸足は残しながら)踏めばいいと思っています。

壊れれば戻ればいい。

そして、別のことをやればいい。

大切なのは、「やってみよう」という思考法だと思います。