革新的な研究開発テーマ創出と開発マネジメント
セミナーは終了しました。多数のご参加、ありがとうございました。
開催日時・会場
2014年05月13日(火曜日) 13:00~17:00
企業研究会セミナールーム(東京・麹町)
受講対象
研究開発部門、商品企画部門、事業企画部門、知的財産部門、経営企画部門など関連部門のご担当者
講 師
株式会社如水 代表取締役 (弁理士) 中村 大介 氏
プログラム
開催にあたって
日本のものづくり企業では、「技術で勝って、事業で負ける」状況が続いてきたと言われている。状況は継続しており、いくつかの分野ではすでに「技術でも負ける」分野も出始めている。「技術でも事業でも勝つ」ためにはどうすればいいのか?あるいは、逆説的に、「技術で負けても事業で勝つ」にはどうすればいいのか?
この問いに答えるのに、従来の研究者にはない視点が求められているのは言うまでもない。回答の方向性は、「中長期的な視点でマーケット・顧客と対話すること」である。
本セミナーで、それを実現するための個人の能力や組織の仕組みはどうあるべきかを解説する。
プログラム
1.日本企業と取り巻く環境の変化と処方箋
(1)技術で勝って事業で負けていた時代
(2)事業で負け続けている時代
(3)処方箋1)技術でも事業でも勝つ
(4)処方箋2)技術で負けても事業で勝つ
2.大粒な研究開発テーマを発掘するための方法論
(1)異質・異分野を受け入れる度量
(2)研究開発から事業開発へ ~研究開発部門の守備範囲の拡大~(三菱商事、三井物産)
(3)現在の事業から遠いテーマをマネジメントする方法 ~ベンチャー投資~
(インテル、サイバー・エージェント)
(4)ステージゲート法のチューニング(富士フィルム)
(5)事業開発のためのファンドの立ち上げへのアレルギーをなくす
3.顧客価値の創造
(1)「顧客価値創造」の意味
(2)顧客価値創造の事例(キーエンス、ファナック、本多プラス、マニー)
4.アイデア発掘法・アイデア量産体制の構築
(1)顧客起点(Komatsu)
(2)従業員起点(Apple)
(3)技術起点(Amazon)
(4)トレンド分析起点(Qualcomm)
(5)アイデア量産体制の事例(3M、Google)
5.研究開発部門が創出する大粒テーマ、発掘ノウハウ
(1)シナリオ・プランニング、演習
(2)研究開発部門の枠を外す
(3)フレームワークの適用による思考実験、演習
(4)技術以外のコアコンピタンスに技術者が気づく
6.ステージゲート法
(1)概要
(2)マネジメントと生み出せるテーマの大きさの相関
(3)チューニングの方向性
(4)演習
7.ロードマッピング
(1)ロードマッピングとステージゲート法の一体運用
(2)社会‐市場‐商品‐技術ロードマップ
(3)ロードマップ作成演習
8.まとめ
受 講 料
会員:34,560円(本体 32,000円)/一般:37,800円(本体 35,000円)
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担 当
公開セミナー事業グループ(TEL 03-5215-3514 )