2014/8/4 革新的な研究開発テーマ創出と開発マネジメントセミナー

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開催日時・会場

2014年08月04日(月曜日) 13:00~17:00
企業研究会セミナールーム(東京・麹町)

受講対象

R&D部門、新規事業開発部門、経営企画部門、事業部企画部門など関連部門のご担当者

講 師

株式会社如水 代表取締役 中村大介 氏 (弁理士)

開催にあたって

日本のものづくり企業では「技術で勝って事業で負ける」状況が続いてきた。この状況を打破するには、革新的・大粒の研究開発テーマを考案するしかない。しかし、従来型のエンジニアが中心となった技術イノベーション的な発想だけでは、テーマが小粒になる傾向がある。革新的・大粒のテーマを考案するにはどうすればいいのか?
従来の研究者にはない視点が求められているのは言うまでもない。回答の方向性は、「技術イノベーションを核としつつ、中長期的な視点でマーケット・顧客に対して提案すること」である。
本セミナーでは、それを実現するためのエンジニア個人の能力や組織の仕組みはどうあるべきかを解説する。

プログラム

1.日本企業と取り巻く環境の変化と処方箋
(1)技術で勝って事業で負けていた時代
(2)事業で負け続けている時代
(3)原因はなにか?エンジニアの視野が低いこと?

2.勝っている事例、敗けている事例 ~勝因・敗因を分析する~
敗因:発想の自由度が狭い ~技術イノベーションでは限界がある~
敗因:コア技術がミスリードする ~コア技術の定義の見直し~
敗因:勝ちパターンが変わっている ~経営層の認識の不足~
勝因:研究開発から事業開発へ~研究開発部門の守備範囲の拡大~(三菱商事、三井物産)
勝因:将来の顧客価値からの発想 ~ベンチャー投資、買収、技術目利き~
勝因:コア技術蓄積 (東レ、帝人、旭化成)
勝因:異分野融合(富士フィルム)
勝因:サービス化(コマツ、ブリヂストン)
勝因:事業ドメイン拡大解釈(セコム)
勝因:価値観の共有(無印良品、Patagonia)

3.アイデア発掘法・アイデア量産体制の構築
(1)アイデアは思考実験から生まれる
(2)思考実験は◯◯を使って顧客を深く知る
(3)思考実験は◯◯を使って類推する
(4)教育・実践・マネジメントの場をつくる
(5)思考実験はインプットなくしてありえない
(6)インプット奨励主義を組織に徹底する ~マネージャー教育・予算~
(7)アウトプットの強制

4.エンジニアの考案するアイデア発想?顧客価値の創造?
(1)「顧客価値の創造」の意味
(2)顧客価値創造の事例
キーエンス・ファナック・本多プラス・マニー・ゼロックス・日東電工

5.フレームワークでインプットを増やせ
(1)マクロトレンドの分析
(2)シナリオ・プランニング【演習】
(3)研究開発部門の枠を外す
(4)フレームワークの適用による思考実験
(5)3C
(6)STP+4P
(7)ブルーオーシャン、バリューイノベーション【演習】

6.開発マネジメント法
(1)ステージゲート法概要
(2)ステージゲート法の本質

7.ロードマッピング
(1)ロードマッピングとステージゲート法の一体運用
(2)ロードマップの本質 ~社会‐市場‐商品‐技術ロードマップ~

受 講 料

会員:34,560円(本体 32,000円)/一般:37,800円(本体 35,000円)

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主催者/担当

企業研究会 公開セミナー事業グループ(TEL 03-5215-3514 )
※JOSUIではなく、セミナー主催者の連絡先です。

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