開催終了しました。
「技術の目利き」がコア技術ベースのテーマ創出と
知財開発を両立する技術経営モデルの構築手順
開催日時・会場
2018年04月16日(月曜日) 13:00~17:00
企業研究会セミナールーム(東京・麹町)
受講対象
研究企画部門、研究開発部門、知財部門など関連部門の管理職の方
講 師
高収益企業支援家・弁理士 中村 大介氏(株式会社如水 代表取締役)
プログラム
開催にあたって
【概要】
このセミナーは、研究開発部門の企画者・管理職向けの自社の「技術経営モデル」を構築するための考え方を
解説する講座です。ユニークなテーマ提案をしたとしても会社に採用されない事例等に触れ、その背景にある
真の課題を解説します。
そのうえで、自社独自の技術経営モデルを研究開発部門全員の共通認識としたテーマの創出方法・評価方法が
なければ、「技術の目利き」を育成してテーマ創出はできないことを解説します。
【特徴】
高収益が継続している技術企業には、その仕組み「技術経営モデル」があります。技術経営モデルがしっかり
していれば、継続的にアイデア・テーマ・知財が創出できて、価値創出と高収益が両立します。一方しっかり
していなければ、テーマはマネージャーに潰されてアイデアは死蔵し、短期テーマが優先されます。
この現実の背景にある真の課題を解決する方法を解説します。
【効果】
自社の研究開発マネジメントの課題を明確化し、根本的に解決するための方法論が理解できます。研究開発
部門全体を巻き込んで変革する方法を理解できます。
プログラム
1. 世の中の研究開発部門で起こっていることとは?
(1)経営者の期待と研究開発マネジメントのパラダイム変化
(2)研究開発テーマの評価方法
(3)望ましい研究開発テーマ評価・育成体制とは?
(4)企業としての研究開発ポートフォリオ/研究で実施すべきテーマ
(5)テーマ評価の問題の所在 RとD
2. 技術経営モデルとは何か?
(1)自社独自の価値創出パターンを「ビジョン」として表現する
(2)セットメーカーの技術経営モデルの図式化
(3)材料メーカーの技術経営モデルの図式化
(4)技術の目利きのインプットをきちんと設計する
(5)研究企画力には情報の中でも有用情報に基づくひらめきが必要
(6)研究開発の成果は知財でもある
(7)当面のゴール:研究企画書の項目を書く理由や背景を論理的に説明できるようになる
(8)人の創造:資源/学習/競争のそれぞれの技術経営学を理解する
(9)要点
3. 技術経営モデルに沿ったアイデアを創出するためのインプットを設計する
(1)テーマ創出方法の分類:大まかな4つの方法
(2)ノーインプット、ノーアウトプットの原則
(3)アイデアのためのインプット:顧客トレンド
(4)ポイント
4. 技術経営モデルに沿ったアイデアをテーマにする
(1)アイデアをテーマにする
(2)研究者のやりたい気持ちを設計する4つの原料
(3)フォーキャストとバックキャスト
(4)ポイント
5. 技術経営モデル実例
1)新規技術を獲得して既存事業の差異化につなげる技術経営モデル
2)技術の幅と深さを価値創出につなげる技術経営モデル
3)技術のショーケース化により価値創出につなげる技術経営モデル
4)潜在課題の解決に優れた技術経営モデル
5)コストリーダーシップを実現する技術経営モデル
6. 自社独自の技術経営モデルによる、技術の目利きの集団的育成の進め方
(1)技術経営モデルの導入に関して、会社への信頼と人間関係は重要なポイント
(2)技術経営の正しい理解と会議のモードの切り替え
(3)基本的な進め方:対話を通じた共有・共創の場の設定
(4)ベンチマーキングによる改善点の共有化
(5)よくある進め方のパターン
(6)ビジョンに基づく技術経営人材の人材像と人材育成計画
(7)ワーキング・グループの検討・巻き込みの範囲を拡大する
7.まとめ
受 講 料
会員:34,560円(本体 32,000円)/一般:37,800円(本体 35,000円)
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担 当
公開セミナー事業グループ(TEL 03-5215-3514 )