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パテントウォッチの効果は、議論のできる仲間から
研究開発に携わっている皆様、パテントウォッチの成果、
競争が熾烈な分野では、パテントウォッチは非常に有用です。
競争が熾烈でなければそうでもありませんが・・・。
どのように有用かといえば、
動向が分かればその対応策が取れます。
分かりにくいので例を挙げます。
研究段階でこんなことを経験しました。
↓
私の関係先でのお話です。
とある大学の先生の論文をもとに企画したテーマがありました。
とある先生の技術を「技術A」とします。
企画したテーマを「技術B」としましょう。
その先生は、技術Bにも興味を示してくれて、
そしてウォッチングを開始しました。
キーワードを設定し、毎月検索するようにしたのです。
しばらくは類似の出願は何もありませんでした。
研究を続けていたところ、技術Bは目標を達成しました。
そこで、苦労した技術Bを特許出願しようとします。
※厳密には優先権主張出願です。
しかし、そのタイミングで第三者の出願が見つかりました。
技術Bの出願と重複する別の企業の発明でした。
このままだと、技術Bの出願が危うい・・・。
ということで、技術Bの出願を工夫することにしました。
工夫するのに、担当技術者、
そうすると、アイデアが出てきて玉石混交、本当に
色々なアイデアが出ました。
そうしているうちにある時ポロッと出てきました。
現状を克服できそうなアイデアが。
どういうアイデアかは書けませんが(笑)、
それをもとに対策したのです。
結果、特許が取れました。
事業も実施出来ています。
別の出願をしていた企業は事業をやめたようで、
※お話はここまで。
パテントウォッチの結果をブレストできる仲間を作ろう
ここで私が言いたいことを端的に言います。
パテントウォッチの効果は、
ブレストの仲間がいればこそ、特許が強くなります。
皆さんの机には、
膨大な紙があるだけでは、十分効果があるとは言えないですよね。
まずは社内に、特許の話ができる仲間を作りましょう。
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